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ディズニーとUSJを徹底比較!どちらがおすすめ?

ディズニーとUSJを徹底比較!どちらがおすすめ?

2016年はディズニーにとって屈辱の年となりました。
Tripadvisorの国内人気テーマパークランキングで、初めてUSJから首位の座を奪われたのです。

アジア全体でもUSJが4位だったのに対し、ディズニーランドが5位、ディズニーシーが4位という結果に終わりました。

2018年度のTripadvisor国内人気ランキングでも1位USJ、2位ディズニーシー、3位ディズニーランドと首位の座をUSJがキープしています。

ディズニーランドは魅力がなくなってしまったのでしょうか。
USJはそんなに素晴らしいテーマパークに変わったのでしょうか。

とはいっても入場者数は断然ディズニー、だが…


人気ランキングではディズニーがUSJに抜かれたのは確かですが、
入場者数でいうとまだまだディズニーが圧倒的な強さを誇っているように見えます。

ディズニーの場合はランドとシーの合計ですがここ5年は年間3000万人のあたりを上下しています。
一方USJは約1500万人ですからディズニーが圧勝のように感じます。

記録を更新し続けるUSJ

しかし、USJは2010年以降右肩上がりに入場者数が伸びており、毎年入場者数記録を更新をしています。

一方ディズニーは近年は前年数を割ることもあり、伸び悩んでいる印象です。

さらにディズニーの着ぐるみダンサーが、劣悪な労働環境を労働基準監督署に訴えたことにより夢の国のイメージ自体の悪化に拍車をかけました。
日本のディズニーの運営会社のオリエンタルランドは「超絶ブラック」というような評判がネット上で飛び交ったのは記憶に新しいところです。

USJの勢いが止まらない

さらにUSJは東京オリンピックが開催される2020年に、「SUPER NINTENDO WORLD」をオープンすることが決定しており、
これが開業されると敷地面積は現在の倍になります。

つまり、ディズニーと条件面でもほぼ並ぶことになるわけです。

マリオカートをリアルに楽しめるアトラクションなどすでに話題沸騰しており、USJの勢いは止まりそうにありません。
ディズニーはこのままオワコンと化してしまうのでしょうか。

楽しさ=数字とは限らない

しかし、数字の調子がいいから内容もUSJのほうがいいに違いないというのは早まった考えです。
ディズニーとUSJではそもそものコンセプトが全く異なります。

結局のところどちらが優れているかではなくて、どちらが好きかしかありません。

ゲストに安心感を与える絶対的夢の国

ディズニーランドを訪れるゲストはディズニーの世界観を味わいにやってきます。
アトラクションももちろん大事ですが、あくまでディズニーの世界観の中で楽しめるのが好きなのです。

現実の世界のことを忘れ、夢の国の魔法に浸りたい…そういうニーズに答えるべく、ディズニーは園内でのルールはかなり厳しいです。

飲食物は持ち込み禁止
自撮り棒などの使用の制限
パレードの場所取りなどのルール

などが細かく定められています。

ディズニーの世界観を守るということが全てに優先しています。
コスプレも通常時は不可で、ハロウィンの時もディズニーキャラクターのコスプレのみというような規制があります。

ある意味ルールに沿った行動をするのが得意な日本人向けのテーマパークと言えるでしょう。
夢の国のおもてなしとも言えるかもしれません。

しかし、友達や家族の付き合いで来たようなディズニーの世界観に特に共感がないような人の場合「なんだか面倒臭いな」と感じてしまうかもしれません。

また、テーマパークでアトラクションのインパクトを求める方にとっては「ディズニーは退屈に感じる」という声もあります。

人気のあるコンテンツと積極的にコラボするUSJ


もともとUSJはユニバーサルスタジオジャパンという名前が示す通り、映画配給会社のユニバーサルスタジオが自社で製作した映画をコンセプトにしたテーマパークでした。

しかし、2000年代後半に集客が低迷、起死回生の策としてゲスト参加型のハロウィンイベントを開催したり、ユニバーサルスタジオと関係ない「進撃の巨人」や「ワンピース」などとコラボレーションしたアトラクションを積極的に導入しました。

その結果、観客参加型のその時々で違う楽しみ方ができるテーマパークとして急速に人気を伸ばしています。

ディズニーに比べるとルールは少なめ

昨今のSNSでの拡散文化も相まって、その時しか乗れない、楽しめないというイベントやアトラクションがあるUSJのインパクトは増すばかりです。

また、コスプレや自撮り棒なども自由で規制がほぼありません。
気楽に楽しめるという意味ではUSJに軍配が上がりそうです。

しかし一方で、

「流行りものの寄せ集めで統一感がない」
「飲食物が絶望的にまずい」
「スタッフの質が悪い」

というような声も聞かれます。
USJの場合は観客が自由に楽しむというコンセプトが強いため、パッケージされた一日を楽しみたいという方には向いていない可能性があります。

価格に関してもUSJがリード


テーマパークに遊びに行く場合はチケット代も重要です。

季節ごとに何度も訪れたいとか、スペシャルイベント開催時には必ず参加したいとか、
複数回行くことが前提の場合、年間パスポートの仕組みも気になるところでしょう。
以下で比較して行きます。

ディズニー
一日券:7,400円
年間パスポート:6万3,000円(ディズニーとシー両方の場合9万3,000円)

USJ
一日券:7,600円
年間パスポート:2万2,800円

一日券の料金はほぼ変わりません。

問題は年間パスポートです。

ディズニーは年間9回以上行かないと元を取れないのに対し、USJは3回行けば元が取れてしまいます。

ディズニーの年間パス

ディズニーランドで年間パスポートを購入する層というのはディズニーの世界観への忠誠心が強い層です。
恋人や家族と一緒に行くと考えた場合6万3,000円を購入するとなると、対してディズニーに魅力を感じていない方は購入はしないでしょう。

基本的にテーマパーク内のアクティビティが大きく変わることはありませんから目新しさも薄れて行くはずです。
9回行けるかわかりませんし、9回行きたいかと問われても困る人も多いはずです。

結果、忠誠心が強いコアユーザー以外の取り込みに失敗しているとも言えるのです。

USJの年間パス

USJの場合はまずアトラクション自体が頻繁に変わるという点と、楽しみ方が参加型で主体的な傾向があるため、行く理由をつけやすいというのがあります。

そして3回行けば元がとれるというのは絶妙な価格帯だと言えます。
春夏秋冬全部行くのは無理かもしれないけど、冬と夏とあとどっかで1回行ければいいのか。あ、秋はハロウィンがあったな
とイメージしやすいわけです。

またこの価格帯の年間パスポートだと学生でもなんとか購入できる額でしょうから、友人同士で来園することが多い学生で、入園者数やゲストが消費するお金が急激に増加するわけです。

ディズニーの世界観に綻びが

そしてここに来てディズニーの世界観に水を差すような評判も聞こえるようになっています。
園内の広告看板で雰囲気が台無しになっているというのです。

園内広告で雰囲気が台無し

日本でディズニーリゾートを経営しているのはオリエンタルランドですが、園内の各テーマパークには一般企業のスポンサーがついています。

1アトラクションにつき1企業が資金を提供しており当然見返りに広告を設置することになるわけです。

ビジネスですから当然ではありますが、夢の国から現実に引き戻されるとして評判は良くないようです。

コンテンツの開発にハンデあり

また、USJに比べるとコンテンツ不足も否めません。

あらゆるコンテンツがテーマパークのネタになるUSJと違って、ディズニー映画からしかコンテンツを流用できないディズニーは、穴と雪の女王クラスのヒット作が自社作品で生まれない限り目新しく人気になるアトラクションは生まれ得ません。

美女と野獣のような昔のディズニー作品から新アトラクションを作る計画がありますが、コンテンツとしては相当厳しいでしょう。

企業としてのオリエンタルランド

そしてやはり労働問題です。
2010年代前半あたりから「オリエンタルランドってやばいんじゃないか」という声がささやかれ始めていました。

実際その時期に劣悪な労働環境で労働争議に発展しそうな案件があったようですが、
オリエンタルランドは徹底したマスコミ対策と接待を行なっているのでテレビや新聞などのニュースとして一般に流れることはありませんでした。

しかしスマホからのSNS上での情報拡散によって、夢の国とはいえ企業としての問題を塗りつぶすことができなくなってきているのです。
いうまでもなくこれは大変水を差す出来事です。

情報が水平拡散される時代にいわゆる中央集権的なパークの運営は難しくなって来ているのではないかとも感じさせます。

好きか嫌いかで決めましょう


とはいえ難しい話は置いておいてディズニーはやっぱり楽しい!という方もたくさんいるでしょうし、USJで大騒ぎしたいという方もいるでしょう。

それぞれの楽しみ方にあったテーマパークで特別な時間を過ごしてください。